東京都千代田区に所在する「株式会社FUWARI」さんが、「すでに存在しているゲームの『NFTゲーム化』を可能にする機能を備えたサービス」の提供を開始したようです。以下、本日(5/25)、同社が発表した内容を要約してお伝えします。
株式会社FUWARIの発表内容
株式会社FUWARI(本社:東京都千代田区)は、自社が運営するNFTマーケットプレイス「HINATA」と、企業、個人が運営するウェブゲームを、低価格・短期間で連携することができるAPIの提供を開始したことをお知らせします。
全てのジャンルのゲームがNFTゲームへ移行できる
ゲーム業界では、NFTの普及によりゲームにおける新しいマネタイズの形、経済圏が注目され、さまざまな企業がNFTゲームの開発に乗り出しました。
NFTゲームは、バトルロイヤルゲームでは、武器を、恋愛シュミレーションゲームでは、キャラクターを…といった具合に、ゲームを構成する全てのアイテムがNFT化の対象となるため、どのようなジャンルのゲームでも適用可能です。また、NFT化したアイテムを他のゲムに持ち込むことも可能です。
付加価値が付けやすい上に、NFTゲームの特徴「遊んで稼ぐ」という考え方から、ユーザーにとってもメリットになりやすく、運営とユーザーが共に利益を得られる可能性がある新しいゲームの形と言えます。ただし、新規にゲームを開発するためには、多額のコストと専門的な知識が必要になります。
既存ゲームを低コスト・短期間でNFT化できる
株式会社FUWARIでは、マーケットプレイス「HINATA」を運営しており、既存のウェブゲームをHINATAと連携することで、低コストかつ短期間でNFTゲームへとリニューアルできるサービスの提供を開始しました。
現在稼働しているゲームを大きく変更することなく、ゲームアイテムやキャラクター等のデジタルアイテムをNFT化し、HINATAで売買できるようになります。NFT化したアイテムの反映方法などについては、それぞれのゲーム事情を伺いつつ、最適な方法をご提案いたします。
また、現在モバイルゲームへの対応も進めており、プロジェクト規模に関わらずさまざまなゲームへ挑戦できるよう支援してまいります。
NFTマーケットプレイス「HINATA」について
「HINATA」は、「全てのクリエイターに陽の光を」をモットーに、NFT技術をより身近な、リアルに紐づいた存在として活用することを目的としたNFTプラットフォームです。
クリエイター同士のコラボや、特別企画や特集記事などの支援のほか、新たな創作に挑戦する方々を常に歓迎しております。
また、NFTで取り扱われることの多い、デジタルアートやイラスト、写真だけでなく、会員権や結婚証明書など、枠にとらわれない多彩多様な企画を打ち出しています。今後も、NFTとの楽しく魅力的な付き合い方を提案していきます。
まとめ(筆者が思うこと)
NFTが世間から注目?されて以降、NFTの可能性・将来性が至るでささやかれていますよね。その中でも現在、「NFTゲーム」というコンテンツが注目されていることは紛れもない事実で、今後、ゲーム業界での革新が起こるものと思っていましたが、「既存のゲームをNFTゲーム化する」とは、圧巻です。
筆者もたくさんのウェブゲーム、モバイルゲームを行っているので、運営する企業がこれらのゲームのNFTゲーム化に乗り出してくれることを祈っております。
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